モデル園の近況

2019.09.12 Thursday

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    グリーンファーム宝塚西谷市民農園ホームページ


    ☆最新空き区画状況☆


    農園からのお知らせメールを配信しています


    こんばんは。スタッフ2号です。

    ついに稲刈りが始まってしまいました。
    超農繁期です。



    日照不足の影響もさほど無く、順調な稲刈りシーズンの始まり・・・と行きたいところですが、どうも近隣市町では「ウンカ」の被害が出ているようです。

    「ウンカ」。
    野菜作りでは耳馴れない言葉かもしれませんが、イネ科に発生する害虫の名前です。
    ウンカにも、アブラムシのように病気を媒介するタイプや、カメムシのように葉や茎から吸汁するタイプやらいろいろいます。
    今回のトレンドは、局所的に大発生して、稲を枯らしてしまうトビイロウンカの発生です。厄介なヤツです。

    このトビイロウンカは江戸時代の「享保の大飢饉」の原因ともされています。
    昔なら致命的な、今でも大発生すると大変なことになる、イネにとっての大敵です。

    幸い、西谷地区では今のところ目立つ発生も無く、米騒動や一揆の心配も無さそうですが、あまりのんびりしていられる状況ではありません。
    夜露が乾くか乾ききらないかのうちに、目一杯で稲刈り中です。



    乾燥機もフル稼働。
    電気代と灯油代がどえらいことになります・・・。



    ではモデル園の近況です。

    【落花生】
    子房柄が伸びはじめました。



    このタイミングでカラス避けのネットを被せておきます。



    落花生の収穫タイミングは葉が枯れ始めた頃と言われますが、茹で落花生として食べるなら少し早めに収穫したほうが美味しいみたいです。
    なかなか見た目では判断しにくいので、花が咲いた時から85日を目安に収穫します。
    この花が咲くというのは、満開ではなく、一輪でも咲いた日から数えて良いそうです。
    モデル園はお盆あたりに満開になりましたが、7月頭頃にはちらほら咲き始めていました。なので7月頭から85日。9月下旬頃に収穫かと思います。

    【大根】
    夏大根のリベンジに冬大根を植えます。

    数週間前に畝を立てておいた場合、うっすら雑草が生えます。



    種まきの前に表面だけ軽く耕しておくと、次に雑草が生えてくるまでの時間を稼げます。間引きの時に雑草が多いとかなり面倒です。必ずやっておきましょう。



    利用者さんから、ペットボトルを使った大根栽培を教えてもらいました。
    深く耕して高畝を立てて、長〜い大根を作るってのはなかなか大変です。
    そこで、ペットボトルを使って高畝の代わりにします。



    2リットルペットボトルの上下を切って筒状にしたものを畝に立てています。
    横穴は開けていません。水はけが良い土なので大丈夫でしょう。

    あいにく、2リットルペットボトルのハイボールってのが売ってなかったので、お茶のペットボトルです。
    なので大した本数も集まらず5本だけ。とりあえず実験的にやってみることにします。


    【白菜、キャベツ】
    白菜は株間を広めにとり、キャベツは狭めにする。
    とか言われますが、どっちも45〜50センチでも空けておけば問題なしです。





    キャベツは40センチくらいで密植させたほうが葉の巻きが良いとも言われます。
    ただ、白菜はキャベツに比べて根っこがデリケートです。株間が極端に狭いと成長が遅れます。成長が遅れると葉が巻かないことがあります。

    苗を植える前日に殺虫剤を灌注処理しています。
    (灌注処理=作物を定植する前、つまりセル苗やペーパーポットでの育苗期の後半に、所定の倍数に希釈した薬液を、ジョウロ等で通常の灌水と同様の方法で処理する散布方法のことである。 これにより、定植後に長期にわたって安定した防除効果をもたらす)Wikipediaより



    今後は、定植から10日後頃に1回目の追肥と中耕をし、それから葉の成長具合を見て、2回目の追肥を検討します。白菜の2回目の中耕は根を傷める恐れがあるので行いません。

    【黒枝豆オーナー制度】黒枝豆の生育状況

    2019.09.02 Monday

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      花が咲き終わり、サヤが着きはじめました。



      例年ならイナゴの時期ですが、まだまだアマガエルが畑の中を飛び回っています。



      遅い梅雨明け、そしてどうもお盆の台風あたりからもどんよりとした日が続いています。
      夏らしい夏といったら、8月の上旬だけだったような気がします。

      特にこの時期の日照不足は、黒枝豆にとってかなり致命的です。



      昨年の豪雨と猛暑、今年は日照不足と、毎年ながら天から喧嘩を売られている気持ちでございます。

      ここからは人間が出来る世話というのも限られてきますが、出来ることはとことんやってやろうと、改めて決意したところです。
      一粒でも多く、美味しい黒枝豆を食べていただけるよう、とことんやってやります。





      さて、9月中頃あたりに改めてja兵庫六甲から郵送にてご案内致しますが、収穫会の日程が決まりました。

      ◎黒枝豆オーナー収穫会
      令和元年 10月19日(土)

      なお、天候不良による生育の遅れも予想されます。その場合はに翌週10月26日(土)に順延となりますことを、あらかじめご了承ください。

      モデル園の近況

      2019.08.30 Friday

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        農園からのお知らせメールを配信しています


        お久しぶりです。2ヶ月ぶりのスタッフ2号です。

        いつの間にか夏も終わりかけ、秋雨前線真っ只中になってしまいました。
        そしていつの間にか下佐曽利は稲刈り直前です。

        お盆の台風10号であちこちの稲が倒れてしまいましたが、下佐曽利組合の田んぼはなんとか倒れずに持ちこたえています。
        強いて言えば、酒米の旗が破れたくらいです。また破ったのかと怒られそうなので、酒蔵さんには内緒にしておきます。




        コシヒカリ、キヌヒカリ、アキダワラはあと1週間ほどで稲刈りが始まります。




        もち米はまだひと月ほど先。
        西谷地区ではもち米を作る農家が減ってきました。
        日本人の餅離れを、ひとり勝手に叫んでおきます。




        酒米の山田錦はまだまだこれから。
        こいつは「肥食い(こえぐい:肥料がたくさん必要なこと)」なうえ、背が高いので風にも大雨にも弱いという面倒な米です。先日追肥をしたとこなので、まだまだまだまだです。



        百姓というものは、雨が降っても日が照っても風が吹いても、常にびくびくしていないといけない性分です。
        今は9月10月の台風の発生具合にびくびくしているところです。


        さて、昨年は過酷な猛暑でしたが、今年は少しはマシだったでしょうか。
        皆さんからは、夏野菜が豊作だったとの報告をいただいております。

        猛暑の代わりに、今年は秋雨前線の影響がちょっと長引きそうな感じがします。まだまだなすびなんかは収穫が続きます。雨上がりに発生しやすい病気にはご注意下さいませ。
        雨上がりの晴れたときが消毒タイミングです。


        さてさて、モデル園の近況といきたいところですが、今夏もほったらかしにし過ぎました。書くネタがありません。
        なのでもう少し脱線します。

        「早生の黒枝豆はどうなりましたか?」とお声かけいただきました。
        ご心配いただきありがとうございます。
        残念ながら何枚かの畑は野うさぎに食べ尽くされてしまいましたが、いくらかは収穫・出荷できました。



        やはり秋の丹波黒に比べると小粒です。
        味のほうは、まぁ、私の味覚レベルでは大差ないような、ほとんど変わらない印象です。





        来年は調子に乗って作付け面積を増やしてみます。


        さて、もう少し脱線します。

        下佐曽利組合では、太ネギ、キャベツなどの冬野菜作りも始まりました。



        太ネギは定植直後の大雨に弱いです。
        秋雨前線が活発な時期は、植え付け部に水が溜まらないように排水路をしっかり確保しておきます。



        キャベツ、あと白菜もそうですが、苗作りが意外と難易度高しです。
        できれば市販の苗をオススメしますが、種から育てる場合は特に水管理に注意です。
        水やりは出来るだけ朝の間に。夕方には土が軽く乾く程度に管理してやると、苗の徒長を防げます。
        水を少なめに育てると良いとも言われますが、そうして育てた苗は定植後の成長がイマイチです。
        水の量よりも、撒くタイミングです。まぁ後は夜の気温(夜温)によって水の量を変えたりしますが、これはなかなか難しいものです。


        それではモデル園の近況です。

        【トマト】

        すっかりほったらかしです。
        追肥は結局1回だけしかできませんでした。
        まき方は、畝の谷間を軽く耕して化成肥料をパラパラっとテキトーに。
        これでも十分に根っこから吸収してくれます。
        モデル園のようにポットごと植えでも大丈夫です。



        ほったらかしの割りにはたくさん収穫できました。



        味のほうは、私好みのトマト臭いトマトです。まぁ、追肥の中でも、特にカリウムをもう少し施しても良かったかなと思います。
        トマトはカリウムを施してやると甘くなるとされています。トマトのカリウム過剰障害なんてのは聞いたことがありませんので、かなり多めに施しても大丈夫なはずです。



        そんなわけで特に書きようのないトマト栽培を終わります。


        【夏大根】

        いつの間にか夏大根の種を蒔いて、



        いつの間にか枯れております。



        お恥ずかしい限りです。



        モデル園は種まきが7月頭でした。
        遅くとも6月中頃までには蒔いておかないと、なかなか難しいようです。
        水やりと害虫対策。夏大根の場合は芯食い虫とかですかね。
        このあたりを虫除けネットか殺虫剤で対策しないといけません。

        ちなみに、シルバーマルチはアブラムシ・アザミウマ避けです。芯食い虫は防げません。


        【落花生】





        写真は7月頭のものです。
        どうも成長が悪い株があります。

        葉っぱに虫食い跡や目立つ病斑部がない、なのに色が薄い、成長が悪い。そんなときは根っこに何らかの問題があると考えてみます。
        まずは水分が多い、そして肥料障害、さらにセンチュウの寄生、あとは根詰まり等々。
        水分と肥料は問題ないと思いますので、センチュウか根詰まりを疑いつつ静観することにします。正直なところ、落花生のことはイマイチわかりません。

        そしてお盆の写真。



        色は良くなりました。とりあえずは良しとします。
        次回は一緒にマリーゴールドでも植えてみましょうか。マリーゴールドは殺センチュウ効果があるとされています。
        ただ、センチュウにもいろんな種類がいます。マリーゴールドが効かないセンチュウもいます。
        落花生に寄生するセンチュウがどんなものか、また勉強しておきます。


        お盆時期になると花も咲き始めます。



        花が咲く時期に追肥と土寄せを行います。
        花が咲く前にも追肥をしておいたほうが良いとも言われますが、梅雨時に土を触りたくありませんし、マメ科は肥料をやりすぎると葉っぱばっかり育ってしまいます。特に窒素過剰には注意です。

        なのでモデル園は1回追肥。化成肥料をパラパラっと。ついでに中耕を行います。



        土寄せ。
        枝が広がっていて作業がしにくいので、株元に上から土をドサッと被せてやります。



        真上に伸びた枝を土で押さえつけてやるような感じです。



        落花生は、花が終わると「子房柄(しぼうへい)」というツルを土に落として実をつけます。花を落として生る=落花生というわけですね。
        子房柄が伸び始めたら鳥避けネットを被せておきます。
        落花生はカラスに食われやすいのでご注意です。


        さて、トマトと夏大根を処分して冬野菜に備えます。
        大根と白菜あたりをいっておきましょうか。

        それにしても落花生が邪魔ですね。なんであんなとこに植えたんやと後悔しています。




        【黒枝豆オーナー制度】黒枝豆の生育状況

        2019.08.03 Saturday

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          夏本番です。

          梅雨明けからの強烈な日光を浴びて、黒枝豆は一気に大きくなりました。



          昨年ほどではありませんが、下佐曽利も強烈な暑さです。
          都市部に比べ、緑いっぱいの畑の中は涼しいと思われがちですが、さほど変わらないものです。



          「蒸散」
          この単語を聞くと小学校の理科の授業を思い出すでしょうか。
          植物は根っこから吸い上げた水分を葉っぱの表面にある気孔という穴から放出して、植物表面の温度を下げます。これを蒸散と呼ぶようです。
          グリーンカーテンはこの蒸散を利用するものとされますが、実際に植物が蒸散を行うのは朝晩の涼しい時間帯だけ。日中の暑い時間帯は気孔を閉じて、じっと暑さに耐えるだけです。

          なので日中の畑の気温はぐんぐん上がります。50℃近くまで上がります。



          そして夜から明け方には20℃前後まで下がります。下佐曽利では熱帯夜ってのはあまりありません。
          この朝晩の「気温差」が、黒枝豆の成長にとって重要とされています。


          さて、黒豆の花って何色かご存知でしょうか。



          こんな紫の小さい花が咲きます。
          まだちらほら咲き始めたくらいです。
          お盆あたりに一斉に咲きそろいます。

          そのころにまた、肥料を与えてやります。


          【黒枝豆オーナー制度】黒枝豆の生育状況

          2019.07.22 Monday

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            鬱陶しい梅雨も終盤。

            日中は蝉が賑やかに鳴きはじめましたが、まだ夕暮れには河鹿蛙の鳴き声が聞こえます。

            かろうじて涼しげです。



            黒枝豆のほうは、



            あっという間に雑草に埋め尽くされます。
            一般には除草剤を使うことが多いですが、極力使いません。

            小まめに草刈りをしていきます。



            気を抜くと枝豆ごと刈ってしまいます。
            そんなことにならないよう、責任を持って草刈りします。なかなか人任せにはできない作業です。



            葉っぱも大きくなりました。
            収穫会の時に見覚えのある葉っぱかと思います。



            普通の枝豆なら、これくらいの木の大きさで花が咲き、実が着きはじめますが、黒枝豆はまだまだ更に大きくなります。



            その大きくなるまでに、またいろいろ世話をしてやらないといけませんが、それは梅雨が明けてから。
            雨が多い時期は土を触らないのが鉄則です。
            梅雨明けまでは草刈りと害虫駆除。これで黒枝豆のご機嫌を伺っていきます。