モデル園の近況【とうがらしとオクラの植え付け】

2020.07.10 Friday

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    グリーンファーム宝塚西谷市民農園ホームページ


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    こんばんは、スタッフ2号です。
    写真は「菜種」の種です。
    農園から少し離れた段々畑で栽培していた菜種の種を収穫したものです。

    春先にはかなり目立つ感じで咲き乱れたりなんかしておりまして、結構な数の通りすがりの人に写真撮影なんかで立ち寄ってもらったようで、ちょっと近隣の家に迷惑をかけてしまったようで・・・、どうせなら撮影料でもとってやって一儲けしてやれば良かったな、などと反省しているところです。

    ちなみに、あれだけ大量に育てても油にしてしまえば200ml瓶に4〜50本ほどになってしまいます。



    当然ですが全く儲かりまへん。
    まぁ、そんな道楽的農業も楽しいもんです。



    そんなことで、下佐曽利絞り100%の菜種油「なばなの一滴」をどうぞご贔屓に。


    モデル園の近況の前にもうひとつ宣伝です。

    昨年から、宝塚三田猪名川の阪神地区では早生品種の黒枝豆栽培に力を入れております。
    私個人的にも、宝塚市の農業もいつまでも個人主義に他農家と競合していくのではなく、協業する方向へシフトしていくべきだと考えておりましたので、積極的に参入させてもらいます。

    ありがたいことに、JAが大きな集荷センター(通称:ビーンセンター)も作ってくれました。
    こちらも張り切って育てているところです。

    下佐曽利組合では、作付け面積的には昨年の試験栽培と比べると10倍ほどに増えています。
    三田や猪名川の豪農あたりだと機械で植え付け、機械で収穫ということになりますが、弱小下佐曽利組合は全て人力です。夏のクソ暑い時期に何万本も収穫していると死んでしまいます。
    なので複数の畑に、数千本ずつ時間差で植え付けて収穫時期をずらしています。
    種まき適期が2ヶ月ほどあるのも早生品種の良いところです。

    それでももうじきやってくる収穫シーズンを思うとゾッとします。







    下佐曽利組合の黒枝豆は数は少ないですが、種まきをずらしたおかげで7月末〜8月末頃まで店頭に並びそうです。スーパーや直売所でお見かけの際はどうぞご贔屓に。

    農園モデル園でも宣伝がてらに同じものを植えています。



    黒枝豆オーナー制度でも育てている「丹波黒」になると、種まきから収穫まで150日ほどかかります。栽培期間が長いと失敗するリスクも増えてしまいます。
    こちらの早生品種は種まきから約80日で収穫できます。わりと挑戦しやすい黒枝豆かと思います。
    来年はぜひチャレンジしてみてください。




    それではモデル園の近況です。

    6月中頃から大雨が続いています。
    案の定、我が家の自家消費用の畑が滞水してしまい、なすびととうがらしが根腐れで壊滅してしまいました。改めて排水の大切さを認識したところです。

    植物は根から吸い上げた水を葉の気孔から蒸散させ、水分量を調節しています。
    また、気温が上がると植物は気孔を閉じて水分を蓄えようとします。
    なので畝の谷に水が貯まったままになっていると、根からは水を吸い上げるけど気孔から蒸散できない状態になってしまい、水分過多で一気に弱ってしまいます。
    特に大雨のあと、急に晴れたときなんかは注意です。

    農園は水はけが良いので大丈夫だと思いますが、通路より畝の谷が低くなっている場合はご注意ください。
    なすびやとうがらしが急激に弱ると青枯れ立ち枯れを疑いがちですが、根腐れの場合もあるわけです。

    そんなわけで、とうがらしを食べられない夏というのは耐え難いものがありますので、モデル園に植えておきます。

    【甘長】【万願寺】【ミニパプリカ】を植えます。



    よく、時期外れの「老苗」(古くなった苗、成長しすぎた苗)は深めに植えよと言われますが、相変わらず浅植えでいきます。
    とうがらしやなすびなんかは、浅植えにして大雨で「根が洗われる」(株元の土が流されて根が露出する)くらいが良いと聞いた覚えがあります。
    また、雨が多い時期に深植えにするとどうも病気が気になります。
    シーズン外れだったこともあり自根苗しか手に入らなかったので、病気は避けたいところです。
    根腐れのトラウマもありますので。

    また、気温が上がってから植え付ける場合はシルバーマルチを使います。



    ・黒マルチは地温を上げる
    ・シルバーマルチは日光を反射させて地温の上昇を抑える
    とされています。

    花が取れてしまったり咲く気配が無かったりと決して良い苗とは言えませんが、多分大丈夫でしょう。



    日照不足で成長が遅れそうですが、とうがらし系は暑くなれば一気に成長するはずです。




    【オクラ】

    昨年、某利用者さんが悔しいほど見事なオクラを育てておられましたので、ケンカを売ってみようと思います。

    オクラは種まき後、苗の植え付け後に寒さに当たると成長が悪くなります。

    念を入れて6月に入ってから種まきしました。
    更に念を入れて10株ほど植えています。これだけ植えれば一株くらいは良いのができるはずです。
    念には念を入れて、ネキリムシ対策の殺虫剤も施しておきます。



    ちなみに、モデル園は密植栽培にします。
    あえて株間を狭くすることにより、成長を抑制させてやる方法です。オクラの場合は実の成長も穏やかになるようです。

    マルチ一穴に二株残しで育てていきます。


    余った場所。



    【秋キュウリ】でも植えてみます。
    これだけ雨が続いていますので、病気で早めに収穫を終えた方もいるかと思います。
    ホームセンターなどでも秋キュウリの苗が出回る時期になりましたので、ぜひ再挑戦を。

    モデル園は6月中頃に種まきしたものをぼちぼち植え付ける予定です。



    積極的に殺菌剤(予防薬)を使っていく栽培を紹介できればと思います。

    なお、モデル園で使用した薬剤は畝に立てている札に全て書いていますので、ご参考までに。








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