モデル園の近況

2018.12.06 Thursday

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    グリーンファーム宝塚西谷市民農園ホームページ


    ☆最新空き区画状況☆


    農園からのお知らせメールを配信しています


    こんばんは。スタッフ2号です。

    稲刈りから3ヶ月ほど経った田んぼです。
    来年の米作りに向けて耕しています。



    よく見ると、刈り取った跡に新しい稲穂が出ています。



    これを「二番穂」とか呼んだりしますが、稲刈り後の気温が高かったり、雨が多かったりすると出てくるものです。
    東南アジアあたりでは、これをもう一度稲刈りして食べたりします。

    日本の気候では籾が膨らむ前に気温が下がってしまうので、食べられるお米にまでは成長しません。
    まぁ、このまま熱帯化していけば冬の新米なんてのも出てくるかもしれませんが・・・。

    そんなわけで、師走に入ったというのに夏日やら蝉が鳴いたやらと騒がれております。

    モデル園の【キャベツ】にも季節外れの青虫がついています。



    ですが今週末の寒波には耐えられないでしょう。
    殺虫剤は吹かないことにします。



    キャベツは株ごとに成長のばらつきが結構出ます。
    もし球が小さい株が多くても、あわてて追肥する必要はありません。(キャベツの追肥は葉が巻くまでに!)

    球が大きい株は、暖かくなり始める2月中頃に一気にトウ立ちしてしまうことがあります。
    見た目はトウ立ちしていなくても、包丁で切ってみたら中で花が咲いてたなんてこともあります。

    夏蒔きのキャベツを冬越えさせる場合は、球が小さいくらいのほうが良いと思います。
    たとえ成長が遅れていても、外葉が大きくしっかり成長していれば、暖かくなったらちゃんと大きくなってくれます。



    焦らずに待ちましょう。


    続いて【太ねぎ】



    こちらも高温の影響が出ています。

    残念ながらベト病が発生しました。



    こんな感じで楕円形の病斑部が現れます。これはベト病の第二形態といわれます。
    第一形態は細かい斑点が出て、葉っぱ全体がカビっぽくなります。

    この第二形態が進行していくと、単純に枯れたような見た目になるります。他の病気との判別が難しくなります。
    今のうちにベト病適用の殺菌剤を吹いておきます。

    本来、夏植えの太ねぎは10月頃にベト病感染することが多いのですが、この時期の発病が冬の間にどうなっていくのか、私もよくわかりません。

    太ねぎは2月中頃まで収穫できます。
    一般にベト病は真冬の間は進行が一旦止まるとされますが、暖かくなりはじめる2月頃に一気に進行するはずです。
    緑の葉っぱの部分も美味しく食べるためにも、長く収穫するためにも、今のうちに治療しておくのがベターです。


    続いて続いて、新たに空豆と玉ねぎを植えました。

    【空豆】
    ちなみに空豆は初めて栽培します。
    というのも、空豆のマメマメしいマメ臭さがあまり得意ではありません。(酔っ払っていれば問題なく食べられますが)

    さて、空豆をはじめ、スナップエンドウなどの豆類は秋に種を蒔いて、冬越えさせて、春以降に収穫するのが一般的です。
    下佐曽利の気候だと、11月頭に種を蒔いて、11月中頃に畑へ定植するのが適当でしょうか。
    定植する時の苗は大き過ぎないものにします。
    だいたい3段目の本葉が開いた頃が定植適期です。

    大き過ぎる苗は霜に負けやすくなります。



    なるべく小さい状態で冬越えさせてやります。



    また、春以降のアブラムシの発生を考えて銀色マルチを使いました。銀色は虫除け効果があるとされています。
    毎年空豆を栽培されている利用者さん曰く、空豆は特にアブラムシがつきやすいそうです。

    またまた、冬越えに寒冷紗やビニールトンネルを施すのか、それともノーガードでいくのか、農園でもいろんな方法を見かけます。
    今季は暖冬予想なので、モデル園はノーガードでいってみます。

    とりあえず籾殻だけ撒いておきます。
    藁も敷こうかと思いましたが、後始末が面倒なので止めておきます。
    これでも苗が適した大きさなら霜に負けない、大丈夫なはずです。たぶん。


    【玉ねぎ】
    玉ねぎの病気が広がる条件は多湿環境です。
    通気性を良くしてやるために、株間を少しでも広くとってみます。

    モデル園の玉ねぎはマルチを使います。
    市販されている玉ねぎ用の穴空きマルチは株間15僂5条(列)植えのものが一般的です。
    今回は株間20僂4条植えマルチを使います。



    農協の倉庫の奥のほうから引っ張り出してきました。
    4条植えはあまり需要が高くないようです。



    あと、玉ねぎの水やり方法について、利用者さんから多くの質問をいただきます。
    モデル園の玉ねぎは、定植から収穫まで一切水やりしません。
    異常気象的な干ばつでもない限り、マルチを張っておけば水不足になるようなことはないと思います。
    特に貯蔵向けの品種の場合は、水不足気味に育てたほうが腐りにくい良い玉ねぎが収穫できます。

    モデル園の近況

    2018.11.14 Wednesday

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      こんばんは。スタッフ2号です。

      先日、恒例の農園収穫祭を開催しました。



      本年も朝早くからお集まりいただき、また準備や後片付けまでお手伝いいただき、ありがとうございました。



      例年の収穫祭は霜で真っ白な中を準備していますが、今年はやはり変な気候ですね。
      豚汁よりもかき氷が食べいたいとの声も出ておりました。
      来年は冷やし豚汁あたりを検討しておきます。

      品評会のほうも数多く出展していただきました。











      本年は18品の出展。
      猛暑の影響で、野菜作りには厳しい条件だったかと思われますが、中には夏に収穫した野菜を貯蔵してお持ち下さった方もいらっしゃいました。
      お陰様でハイレベルな白熱した品評会になったと思います。
      本当にありがとうございました。

      惜しくも受賞を逃した利用者さんからはリベンジ宣言もいただきました。
      ぜひ、来年もよろしくお願いいたします。






      ではモデル園の近況です。

      玉ねぎ畝の準備をしました。

      【玉ねぎ畝の準備】
      玉ねぎ用の畝は10月中頃に堆肥を混ぜて耕しています。
      使った堆肥は農園のチップ。
      畝一本に一輪車で3杯分ほど入れました。



      よ〜く耕してしばらくほったらかしにします。



      それから2週間後、今度は鶏糞(または牛糞)を混ぜて耕します。苗を植える日から逆算すると、定植の約2〜3週間前の作業です。
      使用する量はパッケージの記載通りです。(鶏糞も堆肥の分類ですが、牛糞に比べると堆肥としての力は低いです)



      ここで脱線します。
      堆肥は「土を豊かにする」なんて表現をされることもありますが、要は根っこが張りやすい土にしてやるってことです。

      さて、この根っこが張りやすい土にするためには、堆肥に含まれる「腐植酸」という成分が重要になります。
      腐植酸には根張りの促進の他、リン酸吸収の促進や、保肥性・排水性の改良などの効果があります。
      まぁ、他にも疑似科学的な効果を謳う商品も見かけますが、私はそちら方面には興味はありませんので、「腐植酸=根が張りやすい柔らかい土にしてくれるもの」として扱っています。

      さてさてしかしこの腐植酸。
      堆肥の中にはほんの少量しか含まれていません。
      チップ(腐葉土)には全量の数%、牛糞や鶏糞でもチップに比べてやや多いくらいのものです。
      野菜作りに充分な腐植酸を補うには、堆肥をかなり大量に施さないといけません。

      さらに問題なのが、チップは大量に混ぜすぎると土壌障害が発生する可能性があることです。
      なのでモデル園ではチップは年に一回だけ混ぜて、あとは牛糞や鶏糞で腐植酸を補っています。


      ちなみに、下佐曽利組合の畑でも来春に向けた土作り中です。



      仮にこういう大きな畑に腐植酸を補う目的でチップを混ぜるとなると、ダンプカーで何杯分もの量になります。
      なので堆肥の代わりに、化成肥料と同じように加工された土壌改良資材というものを使います。

      これなら少量の施量で腐植酸を補えます。

      今までモデル園の近況では殆ど紹介できていませんが、あったら良いなと思うような資材は大概市販されています。
      液肥タイプの腐植酸なんかもあります。
      なかなか全ての利用者さんのニーズに合うものを紹介するのは難しい現状ですが、何か興味があるものがありましたらお気軽にお声掛けください。
      (ただし、こういう便利なものは総じてお値段が張ります・・・)


      チップをたくさん混ぜると、土に異物と空気が混ざった状態となり、フカフカして良い土になったと思いがちです。
      ですが長い栽培期間中を考えると、腐植酸が不足しているのかもしれません。

      葉野菜や実野菜は肥料である程度誤魔化せますが、芋や根菜は土の状態がダイレクトに影響してきます。
      堆肥を混ぜる=腐植酸を混ぜると考えて、チップ以外の資材も試してみていただけますと幸いです。

      品評会の受賞に近づけるかも?です。




      モデル園の近況

      2018.11.05 Monday

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        第8回農園収穫祭のご案内


        グリーンファーム宝塚西谷市民農園ホームページ


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        農園からのお知らせメールを配信しています


        こんばんは。スタッフ2号です。

        下佐曽利組合ではようやく全ての稲刈りが終わりました。



        やはり自分たちで管理した田んぼの作業は快適です。
        水が貯まっておらず、稲も倒れていません。



        こんな田んぼばかりなら稲刈りも楽しいのですが・・・。


        そんなわけで、今年は猛暑の影響で収穫量がやや少なめといったところですが、品質的は申し分ない美味しいお米が採れました。
        まわりを見れば三田市、能勢町、神戸市北区・・・と、日本酒に関しては格上ライバルばかりですが、
        下佐曽利のお米で作った日本酒「乙女の舞」を、今年もよろしくお願いします。




        さて、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃です。
        そろそろ霜が降りるでしょうか。



        とりあえず組合の農作業が一段落つきましたので、久しぶりにガッツリ作業したモデル園の近況です。

        【キャベツ】
        10月中頃に追肥をしていますので今回は草抜きと中耕作業だけ。



        夏蒔きのキャベツは葉が「巻くまで」に1〜2回の追肥を行います。
        モデル園は追肥1回だけでいってみます。

        だいたい5段目(9枚目10枚目)の葉から巻き始めるので、それまでに行います。


        路地栽培の野菜は真冬の間は肥料分を吸収しにくくなりますので、寒くなるまでが勝負です。

        特にキャベツの場合は肥料切れを起こすと葉が赤く変色します。(確かポリフェノールかアントシアニンか、どちらかの色素だったと思います。食べても全く問題ありません)

        この赤い変色は霜焼け(雪焼け)と誤解されることがありますが、肥料切れのサインなのでお間違えなく。肥料切れを起こしたキャベツはトウ立ちしやすくなります。

        また、外葉の大きさに比例して球も大きくなります。

        またまた、春先に玉が割れる(裂球)ことがあります。
        多くは春先の雨に当たって割れる場合ですが、稀に肥料切れで裂球することもあります。


        とにかく、初期の追肥が大切ということです。



        まぁ、裂球したキャベツも葉をめくれば食べられますし、トウ立ちしたものも菜の花として美味しく食べられます。




        【太ネギ】
        キャベツのところでも書きましたが「中耕(ちゅうこう)」。もうひとつ「培土(ばいど)」。合わせて「中耕培土」と言ったりします。
        わりとよく耳にする言葉です。

        中耕は栽培期間中に土の表面(10センチくらい)を浅く細かく耕す作業のことです。
        効果は雑草が生えるのを抑制すること、根の通気性を良くすることなどです。
        たまに、追肥と土寄せを合わせて中耕と言ったりする人もいます。

        培土は「土寄せ」のことです。
        ややこしいですが土自体を培土と呼ぶこともあります。
        たまに、畝を立てることを培土と言ったりする人もいます。
        農家のオッサンというものは独自の用語解釈でいろいろ教えてくれたりしますので、話をする場合は自分の頭の中で通訳してください。

        脱線しましたが、太ネギの管理作業は「追肥」と「中耕培土」がメインです。



        手作業(鍬作業)の場合は、まず肥料を撒き(追肥)、土を鍬で細かく耕し(中耕)、耕した土を株元に寄せます(培土)。

        が、ズルいと言われるかもしれませんが今回は管理機を使いました。
        中耕と培土を同時に行える便利な機械です。



        またまた脱線しますが、耕運機と管理機の違いをご存知でしょうか。
        農園に置いてある共用機械は管理機と呼んでいますが、正確には違います。

        耕運機は単純に土を耕すだけの機能の機械。
        管理機は耕す他に、土寄せやマルチ張りなどの作業を機械的に行えるものです。
        なので正確には農園の共用機械は耕運機と呼ぶべきなのですが・・・。

        ちなみに普段皆さんと道路などですれ違うことが多い、私が乗っております青いトラクター。
        あれも乗用耕運機などと呼ばれますが、部品を付け替えれば管理機にもなりますので、正確には乗用管理機に分類されます。
        もうわけわかりませんね。



        話は戻ります。

        太ネギは土に埋まった部分が白くなります。
        暖かい時期はひと月で5cmくらい大きくなりますが、今後は成長速度がゆっくりになります。
        じわじわ成長し、寒さに当たって甘味が出てくるという感じです。
        白い部分の長さが20cm、太さが2cmくらいになったら食べごろです。



        ネギ類は10月〜11月にかけてアザミウマ(スリップスと呼ぶことが多いです)の食害に遭うことがあります。
        食べ跡は細かい斑点がついたようになり、病気と間違えられることがあります。
        殺菌剤ではなく、殺虫剤を噴く必要がありますのでご注意を。
        放置すると葉の緑部分が食べられなくなってしまいます。

        ネギ栽培中の区画をチラチラッと見回ってみましたが、今のところ目立った食害は無さそうです。

        第8回農園収穫祭のご案内

        2018.10.21 Sunday

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          農園からのお知らせメールを配信しています


          第8回農園収穫祭を開催する運びとなりましたのでご案内いたします。

          第6回農園収穫祭(2016)
          第5回農園収穫祭(2015)
          第3回農園収穫祭(2013)


          ◆日時 2018年11月10日(土) 10:00〜 (雨天決行)
          ※収穫祭への参加申し込み及び参加料金は不要です。


          ◆場所 農園休憩所その他広場
          ※荒天の場合は下佐曽利公民館で行います。


          ◆イベント内容

          農園全区画完売(満員御礼)を祝して、例年よりややグレードアップ予定です!!!


          1) もちつき大会




          2) かま焚きごはんでおにぎり&豚汁など








          3) 野菜品評会





          利用者のみなさんに出品していただいた作物を、勝手ながらスタッフで審査させていただきます。
          金賞、銀賞、銅賞、特別賞の4賞と、豪華(?)賞品をご用意しております。
          出品していただく作物は、農園で採れたものなら何でもOK!です。
          お気軽にご出品ください!


          どうぞご家族お誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください!
          農園スタッフ一同、お待ちしております!

          下佐曽利農園管理組合

          【当日のご案内】黒枝豆オーナーの皆さま【10/13(土)】

          2018.10.11 Thursday

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            黒枝豆オーナーの皆さま

            黒枝豆オーナー収穫会
            ◎10/13(土) 9:30〜15:30
            小雨予報となっておりますが、予定通り開催致します。
            お気をつけてお越しください。

            なお、定植会と同様、午前の部と午後の部に分けてご案内しております。(お時間の詳細は9月中旬にご案内を発送しております)
            お時間のお間違えのないようにご注意ください。

            ※会場で枝を落として帰られる方(サヤのみをお持ち帰りになる方)は、ハサミをご持参ください。
            ※足元がぬかるんでおりますので、長靴をご持参ください。
            ※会場及び駐車場にゴミ箱はありません。ゴミは必ずお持ち帰りください。


            収穫会当日のお問い合わせ先
            ◎13日(土)8:00〜15:30
            080-5638-0831(下佐曽利楽農組合 南)
            ◎13日(土)9:00〜11:30
            090-5649-8259(JA兵庫六甲 網干)